「塗布後の待ち時間なし」
で高接着を実現
接着阻害因子との接触によるリスクを低減
塗布後の「待ち時間なし」により、処置時間がさらに短縮されますので、
特に唾液の多い下顎部や、長時間開口が困難な小児・高齢者の症例等で、スムースな治療が行えます。
接着阻害因子とは?
- 呼気
- 唾液
- 滲出液
- 血液
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歯面処理時間別牛歯せん断接着強さ
試験条件 被着面:牛歯#600研磨面、被着面積:Φ2.38mm
照射器:ペンキュアー2000標準モード
37℃水中24時間保管 -
牛歯象牙質せん断接着強さ
試験条件 被着面:牛歯#600研磨面、被着面積:Φ2.38mm
照射器:ペンキュア―2000標準モード
37℃水中24時間保管 -
人歯せん断接着強さ
試験条件 #1000研磨、被着面積:Φ3mm
マージン部へペンキュア2000にて
2方向から各10秒光照射
クロスヘッドスピード1mm/min、
オートグラフ AG-100KN(島津製作所)を使用
37℃水中保管1日後測定
※クラレノリタケデンタル(株)測定 条件により数値は異なります。
「塗布後の待ち時間なし」で高接着を
実現した独自の接着技術
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塗布後の
待ち時間なしで高接着親水性
アミド系モノマー配合親水性アミド系モノマーは、HEMA以上の高い親水性で歯によくなじみ、重合硬化性に優れ、重合硬化後も加水分解を受けにくい特長があります。
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高い接着耐久性
リン酸エステル系モノマー
「MDP®」配合当社独自技術で合成・精製された「MDP®」は、歯質やジルコニア等に対して優れた接着性・耐久性を示すことが報告されています。1), 2)
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光照射時間 3秒※1
多用途ユース高活性重合触媒技術
「クリアフィル® メガボンド® 2」と同じ光重合触媒技術の採用に加えて、独自の化学重合促進剤を配合。短時間光照射(高出力LED照射器)、支台築造・セメント接着の歯面処理が可能です。※2
- ※1
- ペンキュアー2000 高出力モードの場合 ※2 「クリアフィル® DCコア オートミックス® ONE」や「SA ルーティング® Multi」と併用時
- 参考文献
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1) Y. Yoshida, K Nagakane, R. Fukuda, Y. Nakayama, M. Okazaki, H. Shintani, S. Inoue, Y. Tagawa, K. Suzuki, J. De Munck, B. Van Meerbeek: J Dent Res, 83(6): 454-458, 2004
2) 吉原 久美子, 長岡 紀幸, 吉田 靖弘: 接着歯学, 32 (3): 159, 2014
※3 ワンタッチ開閉できる新容器 ※4 象牙質レジンコーティングなどボンド硬化後にアルコール綿球で未重合層を除去した場合 ※5 フッ化ナトリウム配合 ※6 遮光下(25℃) ※7 遮光下、7分後
薄膜で強固なボンド層を形成
重合硬化性の向上により、「クリアフィル® メガボンド®」に近似した「耐吸水性」と「強度」を実現。
高い接着耐久性及び長期的な象牙質のコーティングが期待されます。
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ボンド硬化物の吸水量
- データ測定:
- 東京医科歯科大学 う蝕制御学分野
- 測定条件:
- ISO4049
- SKB-100:
- 「クリアフィル® ユニバーサルボンドQuick ER」と同一組成の試作品
- SE ONE:
- 「クリアフィル® ボンド SE ONE」
- MB:
- 「クリアフィル® メガボンド®」
日本歯科保存学会2016年度春季学術大会(第144回)発表より
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ボンド硬化物の強度
- データ測定:
- 東京医科歯科大学 う蝕制御学分野
- 測定条件:
- 1.0×1.0×10.0mmのボンド硬化物(SKB-100、SE ONEはエアブローによる溶媒除去後に光重合)試料作製24時間後、水中浸漬24時間後及び1か月後。マイクロテンサイル法にて測定。
- SKB-100:
- 「クリアフィル® ユニバーサルボンドQuick ER」と同一組成の試作品
- SE ONE:
- 「クリアフィル® ボンド SE ONE」
- MB:
- 「クリアフィル® メガボンド®」
日本歯科保存学会2016年度春季学術大会(第144回)発表より