Case 5

ラミネートベニアへの適用
（パナビア® ベニア LC）

臨床写真提供：鶴見大学歯学部有床義歯補綴学講座 佐藤 洋平 先生
i-Dental Lab 伊原 啓祐 先生

使用用途
ラミネートベニア※、インレー又はアンレーの接着　詳しくは、添付文書をご確認ください。

支台歯形成後

最終硬化

※十分な透光性を有する厚さ2.0mm未満のラミネートベニア

  • 支台歯形成後

  • 補綴装置

    「ノリタケ カタナ® ジルコニア」のSTMLに一層レイヤリングを行ったラミネートベニア（厚さ1.2mm未満）。サンドブラスト処理（0.1~0.4MPa）、2分間超音波洗浄、乾燥。

  • 補綴装置の試適、清掃

    試適後、血液・唾液などの接着阻害物質を「カタナ® クリーナー」にて清掃

  • 補綴装置の前処理

    「クリアフィル® セラミックプライマー プラス」を塗布、エアブロー

  • 支台歯の前処理

    歯面清掃後、エナメル質のみ「K エッチャントシリンジ」で10秒処理、水洗、乾燥

  • 支台歯の前処理

    「パナビア® V5 トゥース プライマー」で20秒処理、エアブロー

  • ペースト塗布・装着

    「パナビア® ベニア LC ペースト」クリアを塗布し、補綴装置を圧接、小筆等で余剰ペーストを除去

  • 最終硬化

    光照射にて最終硬化

POINT

「パナビア® ベニア LC ペースト」は、塗布時は適度なフロー性があり、
装着時は垂れにくい、バランスの良いペースト性状です。
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