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よくあるご質問

ノリタケカタナ® ジルコニア

1 焼成を行う時に注意することはありますか?
はじめて使用する焼成炉の場合、及び焼成条件を変更する場合には、焼成後の色調が異なる事があります。事前にジルコニア小片を焼成して色調を確認してからご使用ください。

2 補綴物を作製する際の厚みを教えてください。
素材によって厚みが異なります。プレパレーションガイドをご確認ください。

3 焼成する時の温度条件を教えてください。

焼成炉の添付文書及び取扱説明書にしたがい焼成を行います。使用する焼成炉の性能に応じて、下記から焼成条件を選定します。焼成炉により調整が必要になる場合や、電熱線や断熱材が過度に消耗する場合がありますので、製造メーカーに詳細をお問い合わせください。「ノリタケカタナ® F-1N 」、「ノリタケカタナ® F-2」、「ノリタケカタナ® F-2N」を使用する場合は、焼成炉に設定されているLT、HT、HTML PLUS、YML、STML、UTML用の焼成プログラムを各々選択し焼成します。

焼成スケジュール

UTML STML YML HTML PLUS

焼成条件1

工程 昇降温速度 焼成温度 (℃) 保持時間
1 10℃/分 室温 ▶︎ 1550℃
2 1550℃ 2時間
3 -10℃/分 1550℃ ▶︎ 室温

焼成条件2

工程 昇降温速度 焼成温度 (℃) 保持時間
1 50℃/分 室温 ▶︎ 1400℃
2 4℃/分 1400℃ ▶︎ 1500℃
3 10℃/分 1500℃ ▶︎ 1560℃
4 1560℃ 16分
5 -50℃/分 1560℃ ▶︎ 室温
HT LT

焼成条件1

工程 昇降温速度 焼成温度 (℃) 保持時間
1 10℃/分 室温 ▶︎ 1500℃
2 1500℃ 2時間
3 -10℃/分 1500℃ ▶︎ 室温

焼成条件2

工程 昇降温速度 焼成温度 (℃) 保持時間
1 35℃/分 室温 ▶︎ 1515℃
2 1515℃ 30分
3 -45℃/分 1515℃ ▶︎ 室温

※800℃で取出した場合、3本ブリッジまで。